『ぎんのいずみ子ども園』について

 

 

はじめに

 

7歳くらいまでの子どもは感覚が開いていて、周囲の環境をスポンジのように吸収するといわれています。子ども園では、木をたっぷりと使った園舎で、柔らかい色の布、自然素材のおもちゃ、エッセンシャルオイルの香りなどを使って、子どもたちをやさしく包み込み、穏やかでゆったりとした時間を作りだしています。子どもたちが自らの発意により、ファンタジー豊かで創造的な遊びができるように、保育者は手仕事をしながら静かに見守ります。園舎のすぐ前には草原の公園が広がります。花壇で季節ごとの花やハーブを育てたり、公園や林で拾った木の枝や木の実でおもちゃを作ったり、庭仕事にも参加をして、落ち葉を掃いたり、堆肥につみあげたりしながら、自然の仕組みやサイクルを口で説明することなしに季節を通じて体ごと体験します。園での給食やおやつ、そのほか季節の食べものを作る際には、自然食、安全な食材を心がけています。

 

 

 

子ども園で大切にしていること

 

充分な睡眠をとりましょう。早寝早起き。幼児期は特に自然光の中で過ごす時間が多いほうが安定します。

 

頭は帽子、足はしっかりとした靴で覆ってあげましょう。夏を除いては靴下を履かせます。冷えに気をつけ、冷暖房に頼り過ぎず、夏には汗をかき、冬にはある程度の寒さは自分で適応できる環境をなるべくつくり、衣服で調整しましょう。

 

テレビやゲーム、CDDVDをはじめ、携帯、パソコンなど、大人の世界に一足飛びにいくことのできるものから遠ざけましょう。この時期に与えなくても、いやでも自分で近づくときが来ます。親が守ってあげられるうちは、なるべく自然からの恵み、昔の暮らしの叡智やエッセンスがつたわるもので、本質的な感覚栄養をたくさん与えてあげたいものです。子ども本来の人間の本質(Nature)が生き生きするよう、太古の時間を敢えて作ってあげるのです。

 

一日一つ、美しいと感じるものと出逢いましょう。朝陽や夕陽の美しさ、鳥の声、空に浮かぶ雲、吹きゆく風、草木の芽吹きなど子どもと一緒に自然の息吹きを感じる瞬間を持ちましょう。

 

一日5分でもよいので、眠る前に静かな歌を歌ったり、おはなし、お祈り、楽しかったことなども、子どもと心を重ねあわせる静かな時間を持ちましょう。ろうそくの火が助けになります。