もっと知りたい 『ぎんのいずみ子ども園』のこと

多摩川への散歩

園のすぐ近くには多摩川の自然があり、週に一度、川までお弁当を持って歩きます。カエルやお魚、季節の鳥など自然には発見がたくさんあり、子どもたちは珍しい葉っぱや石をお土産に拾ったりと、顔を輝かせながら好奇心一杯で遊びます。水辺や土手で自然を満喫して遊んだ後、川の近くでピクニックをしてお弁当を食べて帰ります。

水彩画

専用の画用紙を水でぬらしてスポンジで広げしみこませたものに、天然顔料からできた「赤・青・黄」3色の絵の具で描きます。寄せては返す波のように、画用紙の上の色の展開が、子どもたち自身の感覚に働きかけます。何かを描くというよりは、一つの色そのもの、または色と色の混じり合いをじっくり体験します。

オイリュトミー

歌と言葉を全身で表現する動きです。子どもたちは、昔話、季節のお話の中で、おひさまの光になったり、さらさら流れる川の水になったり、のっしのっし歩く熊になったり、スルスル登るリスになったりと、自然界のあるゆるものになります。響いてくる言葉を頭・心・体で味わいながら、全身で動くことで、子どもの中に備わっている成長する力をいきいきとさせます。また、ゆったりした動きのリズム、素早い動きのリズムなど対照的なリズムを交互に動くことで、心と体に健やかな呼吸をもたらし、免疫力を高めます。子どもたちはお話の世界に浸りながら、生きた本当の言葉、自分の内にあるリズミカルな生命の営みを体験します。専門の講師が担当します。

誕生会

ひとりひとりの誕生日にささやかなお誕生会をします。お母さんと時にはお父さんも一緒に参加をして、赤ちゃんのころのお話をしたりしながら成長をお祝いします。おうちの人が手作りケーキを持っていきます。

縦割り保育

園では3,4,5歳の子どもが同じクラスになる「縦割り保育」を行っています。縦割り保育にすると、何かをしようとしても小さい子が「できない!」と言ったり、「どうやるの?」と時間がかかったりすることもあり、面倒なこともあります。それでも、年長児が年少児の面倒を見たり、時にはぶつかったりしながら、お互いにいろいろな人と関わることで忍耐力や人間関係を学ぶチャンスを得ています。

子どもたちの手仕事

大人がやっていると自然と子どもたちもやりたがって・・・。そんなときは可能なかぎり子どもたちにも挑戦してもらいます。月曜日の野菜切りも、子どもたちの手にあった小さな包丁とまな板で、猫の形の手を作って野菜を押さえ、切る練習をします。多少怪我をしても危ないからと遠避けてしまうよりも、大人が注意してあげればできることはたくさんありますし、その方が子どもたちも貴重な経験を多く積むことができます。お裁縫も、針と糸を持たせ、小さなフェルトに通す作業を年少からさせています。年長位になると簡単な縫物も一人でできるようになります。また、季節のハーブをドライフラワーにしたものを自分で縫った袋に詰めて、小さなサシェ(におい袋)を作ったりと、子どもたち自ら様々な手仕事にチャレンジします。

絵本の貸出し

園には素晴らしい絵本がたくさんあります。ぎんのいずみをはじめる以前、山本(園代表)は独自に集めた選りすぐりの絵本をぜひ多くの方に紹介したいと、つつじヶ丘で小さな自主図書館「ぎんが文庫」を営んでいました。その経緯もあり、園においてある絵本はどれも、絵の美しさ、内容の濃さは素晴らしく、大人が読んでも心に響く秀作ばかりです。それらの本から、季節に合わせて10冊ほど選び、保育室の本箱に入れてあります。在園児は昼食後、早く食べ終わった子から手にとって自分で絵をながめ、気に入った本は、自宅へ借りて帰ることもできます。(「いずみの小人クラス」の参加者も借りられます)

食の安全

園で用意するお菓子などの食べ物はほとんどが有機栽培のものです。また、じゃがいも堀やさつまいも堀の畑で作ったものについても、独自で調布市の放射能測定室で検査を依頼するなど、安全を確認することで、安心して子どもたちが食事できるよう心がけてきました。

ノームの庭

子ども園の脇にある庭では”ノームの庭”という堆肥のお山があり、子ども園で使った野菜のゴミなどを枯れ葉と一緒に混ぜて培養土を作っています。お山は乗るとフカフカしているので、子どもたちは天然のトランポリンがわりに遊ぶことも・・・。スコップで掻きわけるとミミズがうじゃうじゃ生きています。この”ノームの庭”でできた土を園庭の草花や畑の土として利用します。食べ物のゴミが畑の土となるまで、一つのつながりを見せることで口で説明することなく、自然環境の成り立ちやゴミを減らすことの大切さを学ぶ貴重な機会となっています。

小学生になっても・・・

子ども園の卒園生を対象に、公立・私立小学校に通う子供たちがシュタイナー教育に触れられる場所として、小学生向けのクラスを開講しています。幼稚園を卒園してからも、シュタイナーの世界観を学び続けられる上、仲良しの仲間たちと時々会うことができます。オイリュトミークラスと水彩画クラスがあります。